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ゲーム エフェクト マニアックス

松浦 健一郎/司 ゆき 著
B5変形判、1色刷り、336ページ
本体価格 2,800円、出版日 2006/01/26、ISBN 4-7973-3295-6
対応OS WindowsXP/2000
出版社 ソフトバンククリエイティブ



概要

 燃えさかる炎、飛び散る血しぶき、闇に溶け込むモンスター、舞い散る桜吹雪、疾走する自動車………。ゲームの印象的なシーンは、画面エフェクトによって決定づけられていると言っても過言ではありません。
 パソコンやゲーム機の高性能化にともない、現在では大多数のゲームが3Dグラフィックを使って画面を作るようになりました。3Dモデルをレンダリングしてグラフィックを生成する方法には、いったんモデルを用意してしまえば、様々な角度から見た変化に富むシーンを比較的簡単に作成できるという長所があります。
 しかし一方で、物体の形状は正確に描けているはずなのにリアリティに欠けていたり、3Dグラフィックなのに何となく平板な画面になってしまったりすることがあります。手書きグラフィックにはあった「絵心」が欠けてしまったかのような印象です。
 そこで本書では、3Dグラフィックを味付けするためのエフェクトのレシピを集めてみました。迫力や臨場感を生みだし、プレイヤーの心をつかむ魅力的な画面作りに役立つ、数々のエフェクトを紹介します。


こんな方に


サンプルプログラム


はじめに

 本書は「ゲーム、特に3Dゲームを表情豊かに演出する方法」を解説する本です。3Dゲームプログラミングの入門書としてももちろん使えますが、普通の入門書とは少し毛色が違います。
 本書はどこから読んでもかまいませんし、好きなところからひろい読みしても大丈夫です。スクリーンショットを中心に構成しているので、まずは画面写真だけでもパラパラと漫画を読むような気楽な気分でお読みください。
 また、用語は巻末の用語集でまとめて解説してあります。一方で、各技法をシンプルにまとめたプログラムも多数掲載しているので、3Dゲームの自作にも役立てて頂けることと思います。
 プログラマの方にはもちろん、プレイヤーの方にとってもゲームデザイナーの方にとっても、本書が3Dゲームの世界をより深く楽しむためのガイドブックになれば幸いです。

松浦 健一郎/司 ゆき

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