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Java[完全]入門

松浦 健一郎/司 ゆき 著
A5判、カラー、600ページ
価格 2,680円+税、出版日 2024/03/02、ISBN 978-4-8156-1924-4
対応環境 Windows/macOS/Linux
出版社 SBクリエイティブ
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表紙イメージ

書誌情報  はじめに  目次  Q&A 


はじめに

本書はプログラミング言語のJava(ジャバ)について、詳しく解説する入門書です。初めてJavaを学ぶ方にもお使いいただけます。特に「Javaがいまひとつわからない」と感じている方には、Javaを深く理解して、自信を持って使えるようになるために、本書をおすすめできます。

本書では、Javaの根底にある仕組みや考え方を、平易かつ詳細に解説します。すぐに使える書き方を紹介しつつ、なぜその機能があるのか、どのような場面で役立つのか、他の機能とどう使い分けるのか、といった背景にも踏み込みます。「書き方を知っている」レベルではなく、「自信を持って書ける」レベルに到達することを目指しています。

本書は基礎編と実践編に分かれています。基礎編では、Javaの基本的な文法について学びます。一見簡単そうな内容ですが、式・演算子・型・変数などの仕組みを深く理解しておくことが、後の全ての部分に効いてきます。

実践編では、オブジェクト指向プログラミングについて学びます。本書では、カラーの紙面を活かした豊富な概念図と、各機能の本質を簡潔にまとめたプログラム例を使って、Javaの中核をなすオブジェクト指向プログラミングをわかりやすく解説します。

また、コレクション・ファイル入出力・関数型プログラミングについても学びます。Javaの技術は多岐に渡っており、開発の対象によって使う技術がまったく異なります。本書では、どんな開発にも役立ちそうな、ぜひ理解しておくべき技術を厳選しました。

本書のプログラム例は、そのまま読むことも、演習問題として使うこともできます。各プログラム例を書くために必要な知識を事前に提示するので、自分でプログラムを書いてみてから、本書のプログラム例と見比べる、という学び方も可能です。

本書はかなり読み応えがありますが、できるだけ軽快に読み進められるように工夫しました。用語・記法・入力・コメントなどを色分けしたので、関心があるポイントに注目して読むこともできます。言語のキーワードや、ライブラリのクラス名やメソッド名などについては、発音の例をカタカナで示しました。発音することを通じて、記憶や理解が進むことや、他の技術者との意思疎通がスムーズになることを狙っています。

仕事・研究・学業・趣味などでJavaをお使いの方が、本書で知識や技術を磨き、目標を達成されることを心から願っています。本書を通じて、どんな課題をクリアできたか、Javaをどんなふうに使いこなせるようになったかといったことを、書籍レビューなどを通じてお知らせいただけたら、とても嬉しいです。

書誌情報  はじめに  目次  Q&A 


目次

基礎編

Chapter1 Javaを学ぶための準備
1-1 Javaの特長を知ろう
1-2 オブジェクト指向プログラミングとは何か
1-3 Javaプログラムが動く仕組み
1-4 開発環境をインストールする

Chapter2 Javaプログラミングを始めよう
2-1 最初のJavaプログラムを実行する
2-2 Javaプログラムの基本形を読み解く
2-3 プログラムを改造してみよう
2-4 エラーや警告が出たときの対処法

Chapter3 式を計算して結果を出力する
3-1 整数を使って計算する
3-2 浮動小数点数を使って計算する
3-3 メソッドを計算に活用する
3-4 文字や文字列を操作する

Chapter4 後で必要な値は変数に格納しておく
4-1 変数は宣言してから使う
4-2 変数の値を変更する
4-3 型は値の種類を表す

Chapter5 実行の流れを変えるif文・switch文
5-1 演算子を使って条件を書く
5-2 条件に応じて分岐するif文
5-3 値に応じて分岐するswitch文

Chapter6 処理を繰り返すfor文・while文・do while文
6-1 インクリメントとデクリメントで+1と-1を簡潔に書く
6-2 for文で大部分の繰り返しは書ける
6-3 while文は条件式だけの繰り返しに向く
6-4 ループの流れを変えるbreak文・continue文

Chapter7 配列を使って多数の値を管理する
7-1 配列は複数の要素から構成される
7-2 要素数を指定して配列を生成する
7-3 配列型は参照型である
7-4 コマンドライン引数でプログラムの実行時に値を渡す
7-5 多次元配列で表や行列などを表現する

応用編

Chapter8 Javaで始めるオブジェクト指向プログラミング
8-1 独自のクラスを宣言する
8-2 メソッドでオブジェクトを操作する
8-3 アクセス制御でオブジェクトを堅牢にする
8-4 クラスに属するフィールドとメソッドを宣言する

Chapter9 継承を活用するとオブジェクト指向らしくなる
9-1 継承を使って似たクラスをまとめる
9-2 色々なサブクラスをまとめて管理する
9-3 何個でも実装できるインタフェース
9-4 Objectは全てのクラスのスーパークラス

Chapter10 特定の場面で役立つ特殊なクラス
10-1 一度きりの用途に便利な匿名クラス
10-2 他のクラスの中にあるネストクラス
10-3 定番のクラスを簡単に作れるレコードクラス
10-4 関連する定数をまとめて宣言できる列挙型

Chapter11 例外処理で不測の事態から復帰する
11-1 try文とcatch節で例外をキャッチする
11-2 自分のプログラムで例外を発生させる
11-3 デバッグやテストに役立つassert文

Chapter12 関連するクラスをパッケージにまとめる
12-1 パッケージを利用する
12-2 パッケージを作成する
12-3 モジュールを作成する

Chapter13 コレクションでデータを色々な形にまとめる
13-1 複数のデータを格納する基本はリスト
13-2 整数をリストに格納する
13-3 オブジェクトをリストに格納する
13-4 値の有無を素早く判定できるセット
13-5 キーに対応する値を素早く取得できるマップ

Chapter14 ファイルを読み書きする
14-1 テキストを入出力する
14-2 オブジェクトを入出力する

Chapter15 関数型プログラミングを味わう
15-1 ストリームの仕組み
15-2 ストリームを使ってみる
15-3 ストリームの要素を加工する
15-4 ストリームの要素を集計する
15-5 ストリームを並列処理で高速化する

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最終更新 2024/03/14
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