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Pythonでつくる ゲームプログラミング入門

松浦 健一郎/司 ゆき 著
B5変形判、1色+カラー口絵、460ページ
価格 2,900円+税、出版日 2020/12/27、ISBN 978-4-7980-6176-4
対応環境 Python 3が動作するWindows、macOS、Linux等の環境(Windows 10 Home 64bitにて動作確認)
出版社 秀和システム
ダウンロードファイル

表紙イメージ帯あり 表紙イメージ帯なし

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はじめに

本書はPython(パイソン)を使ってゲームプログラミングを楽しむ本です。ゲームを作ってみたい方や、Pythonを学んでいる方に、特におすすめです。環境はWindowsのほか、macOSやLinuxにも対応しています。

本書の特徴は、スマホゲーム(スマートフォンやタブレットで動くゲーム)やレトロゲーム(昔のゲーム)の有名な作品に見られる、さまざまな動きを再現していることです。有名なゲームで見たことがある、遊んだことがある数々の動きについて、仕組みを学んだり、実際にプログラムを動かしたりすることができます。ゲームプログラミングの入門書でありながら、ごく簡単なゲームだけではなく、かなり本格的なゲームにまで対応することを目指しました。

本書では図解やプログラム例を使って、ゲームにおける色々な「アルゴリズム」を分かりやすく解説します。アルゴリズムというのは、元々は計算機科学において「問題を解くための明確な手順」を表す用語ですが、ゲームにおいては「ジャンプの動き」や「自機を追いかける敵の動き」のような、「動きの仕組み」のことをアルゴリズムと呼んでいます。本書で扱うのは、こういったゲームにおけるアルゴリズムです。

これから初めてプログラミングに取り組む方や、他のプログラミング言語は学んだことはあるけれどもPythonは初めてという方にも、本書を読んでいただけます。本書ではPythonの文法について包括的には解説せず、簡単な説明にとどめていますが、その代わりにプログラムに詳細なコメントを付けています。そして、プログラムの改造ポイントを豊富に示しています。改造ポイントの値を変更するだけで、ゲームの動きを変化させることができます。ゲームを改造して遊び、好みの動きになるまで調整することを通じて、ゲームの動きやプログラムの仕組みを、遊びながら楽しく学べるよう狙っています。

本書でプログラムの改造を大きく取り上げたのは、手軽にプログラミングを始められるからです。筆者がプログラミングを学び始めた頃は、雑誌に掲載されていたゲームプログラムを読んだり改造したりすることが、学習の良い手がかりになりました。その後、筆者がゲーム専門学校で入門講座を担当したときには、ゲームプログラムの改造を通じて、未経験者の方にプログラミングの楽しさを体験していただくことができました。ゲームを全く新規に作るとなると、大まかでもゲームのルールを決め、プログラムの見通しも立てた上で、ようやくプログラミングの開始にこぎつけます。しかし、すでに動いているゲームの改造ならば、「ここを変えたらどうなるかな」「こうだったらもっと面白くなりそうだ」といった小さなアイディアを、すぐにプログラムに結びつけることができます。本書を読んで、気軽にプログラムを改造しながら、楽しくプログラミングの技術を向上していただけることを願っています。

本書で提供する、著者が作成したプログラムとデータ(画像および音声)を利用して皆さんがオリジナルの作品を開発された場合、その作品のユーザに見える形で「参考書籍:『Pythonでつくるゲームプログラミング入門』、松浦健一郎/司ゆき著、秀和システム刊」と表示していただければ、無償・有償にかかわらず配布していただけます。ぜひ本書のプログラムやデータを活用して、独自のゲームを開発し、色々な人に遊んでもらったり、一緒に開発を楽しんだりしてみてください。

もし本書を読んだ後に、プログラムの改造だけではなく、より本格的なプログラミングについて学びたくなったら、Pythonの文法について詳細に学ぶこともおすすめです。筆者もPythonの入門書を執筆していますが、Pythonは学びやすくて用途が広い、今おすすめの言語です。Pythonの文法を一通り学んでから、再びゲームプログラミングに戻ってくると、以前よりもずっと実現できることが増えているのに気づくでしょう。ゲームはプログラムに書いたことが分かりやすく画面に反映されるので、プログラミングを学ぶ上で格好の題材だといえます。

本書はまず1章を読んで、環境を構築してください。次は2章、3章…と順に読み進むのが、段階的に技術を学べるのでおすすめですが、気になる章があったら、途中で後の章に進んでも構いません。もし分からないことが生じたら、前の章に戻って、基本となる仕組みを学んでみてください。

本書が「ゲームを作りたい!」「Pythonを学びたい!」「プログラミングの技術を向上したい!」「ゲーム業界を目指したい!」といった皆さんの目標を達成するための助けになることを、心から願っています。本書を通じて、どんなゲームを作ることができたか、どんな技術を学べたかといったことを、書籍レビューなどを通じてお知らせいただけたら、とても嬉しいです。

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目次

Chapter01 導入
Pythonのインストールと動作確認
ライブラリ(Pyglet)のインストールと動作確認
プログラムの実行方法
プログラムの改造方法
画像の入れ替え方法

Chapter02 自機
自動的な移動
操作による移動
移動可能範囲の制限
衝突判定
道路横断ゲーム

Chapter03 弾
狙い弾
方向弾
n-way弾
円形弾
誘導弾
弾幕ゲーム

Chapter04 武器
ショット
レーザー
誘導レーザー
オプション
バリア
シューティングゲーム

Chapter05 入力
ガード
溜め
コマンド
対戦型ゲーム

Chapter06 迷路
迷路の表示
迷路内の移動
追跡と逃亡
アイテムの回収と自動回収
ドットイートゲーム

Chapter07 重力
落下
着地
ジャンプ
加減速とダッシュ
ジャンプアクションゲーム

Chapter08 装置
スクロール

はしご
動く足場
ベルトコンベア
滑る床
スクロールアクションゲーム

Chapter09 射出
スリングショット
反発
予測軌道
誘爆
分裂
射出ゲーム

Chapter10 ブロック
乗る
登る
拾う
置く
投げる
サンドボックスゲーム

Chapter11 ボール
積む
なぞって選択する
なぞって入れ替える
パズルゲーム

補足資料
効果音を鳴らす方法
プログラムの配布方法
衝突時の爆発効果
ゲームの共通機能

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ダウンロードファイル(素材使用)

このダウンロードファイル(素材使用)は、本書が提供するゲームの画像を、素材サイト「ぴぽや倉庫」さんの画像に入れ替えたものです。同サイトは、ゲームグラフィック素材を無償および有償で配布している、クリエイター支援サイトです。

実行画面は本書の口絵に掲載されています。表示を調整するために、画像のサイズ変更や切り抜きを行い、一部のプログラムについては簡単な改造を加えています。

実行方法については本書の1章(Chapter01)をご覧ください。Windowsにおいては「cd desktop\download」の代わりに「cd desktop\download_pipoya」としてください。macOS/Linuxにおいては「cd download」の代わりに「cd download_pipoya」としてください。

このダウンロードファイルに含まれる画像は、本書の著者が作成したデータではありません。個人的利用の範囲を超えて、これらの画像を利用する際(再配布など)には、「ぴぽや倉庫」さんの利用規約をご確認ください。

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最終更新 2021/01/10
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